【飾り方マスター編】/【登場人物マスター編】/【女雛マスター編】/【男雛マスター編】/【三人官女マスター編】/【五人囃子マスター編】 【随身マスター編】/【仕丁マスター編】/【お道具マスター編】/【嫁入道具マスター編】/【婚礼行列マスター編】
お囃子とは 日本の伝統文化でありユネスコ無形文化遺産でもある能楽の演奏形式の一です。そしてひな人形の五人囃子とは能楽を上演する場合の、地謡一人と囃子方四名から構成される演者を指しています。さあ、演奏はプロ顔負けの少年楽師たちについて学びましょう。
正解と解説
■1問目の解説 正解 (1) 能の声楽部分である謡をうたう重要なお役目を担っています。右手に持っている扇は謡う際には構え、休みの際には下ろします。謡はもちろん、扇の所作も芸のうちなのです。
■2問目の解説 正解 (1) 鼓は、桜の胴に、表裏2枚の馬の革を置き、「調緒(しらべお)」という麻紐で締めあげた楽器です。左手で調緒を持ち、右肩にかついで右手で打ちます。 五人囃子は向かって左側より、太鼓(たいこ)、大皮鼓(おおかわつづみ)、小鼓(こつづみ)、笛と並び、そして扇を持つ謡い手が右端にくるようにします。
■3問目の解説 正解 (3) 太鼓は、いわゆる締太鼓[しめだいこ]のことで、構造は基本的に鼓(つづみ)とかわりません。 革は牛革で、撥[ばち]の当たる部分に補強用の鹿革を貼ることが多いです。能楽で太鼓が入る場合は基本的に死者の霊や鬼畜の登場する怪異的な内容の曲のみで、そのほかの場合には笛と大小の鼓のみで演じます。
■4問目の解説 正解 (3) 竹でできています。 能管は唯一のメロディ楽器でありながら打楽器的なリズムを刻む奏法を主としています。また管内に細い竹を1本はめ込んであることで、「ヒシギ」と呼ばれる鋭い最高音を出すことができます。 ちなみに桐の木でできた楽器は?というとお箏ですね。
■5問目の解説 正解 (1) 大鼓には乾燥が 小鼓には湿気がひつようです。 選択2は小鼓の説明です。