2003年3月「ひなまつり」をテーマに日本の伝統音楽を気軽に楽しめる場として、広島市内外の邦楽&洋楽演奏家が集まり「春爛漫ひなまつりコンサート」を開催する。
これが大変好評を博したのがきっかけとなり、よりひな祭りを楽しめることを目的とした事業開催のために2005年「ひな祭り文化普及推進委員会」を設置。さらに2007年より「ひな祭り文化普及協會」に改称して設立。
開催する多くのイベントの中でもコンサートでは、伝統音楽を現代に活かすべく和楽器と洋楽器、合唱とのコラボレーションを委嘱音楽として発表、さらにひな祭りの由来や歴史についてのお話も盛り込むなど、多彩な内容のプログラムにて人気を博している。
また、社会貢献活動としては、地元広島で開催される国際平和会議やシンポジウムにおけるひな壇の展示や伝統音楽による国際交流事業のほか、広島市の姉妹都市であるドイツ・ハノーバー市への雛壇提供の企画、ホームページではひな祭り文化に特化したものとして毎年マスコミや教育機関等からの多くの取材を受けている。
さらにひな祭りを現代人へ定着させるべく『ひな祭りを国民の祝日にする。』 、『ひな祭りを始めとする五節句をユネスコの無形文化遺産にする。』といった目標に向けても他団体と協働で進め、『ひな祭り』という伝統を通して、広島から和の心=平和の心が世界へ広がることを願い活動を続けている。