■2問目の解説
正解 (2)
室町時代の文献の中に既に「重箱」の記述があり、その歴史はかなり古く一般庶民に普及したのは江戸時代でした。狩りやお花見など外に出かけるときにも重宝されました。
さて「唐草文」は、植物の茎や蔓(つる)を紋様としたものの総称で、蔓はどんどん伸びて成長することから長寿・延命の象徴とされています。 また、唐草文様の終わりのない連続文様より、永遠の繁栄をあらわしているともいわれています。「牡丹」は、約2000年前から栽培されていた歴史ある花です。中国の唐代には「富貴花(ふうきか→幸福、お金持ちになれる花)」と呼ばれましたが、その容姿より幸福、富貴などの象徴とされています。
